よくあるご質問
Q1:納期はどのくらいですか?
原木丸太の在庫状況にもよりますが、丸太の直径が34cmまで、高さは50cmまでのものはご注文確定から6週間程度が目安です。
直径38cm以上、もしくは高さが51cm以上のものは70日〜80日が目安となります。
ただし夏場には木材の乾燥に時間を要するため、通常の1.5倍〜2倍ほどかかる場合もございます。
※現在納期に関わるお問い合わせが非常に多くございます。早めのお問い合わせ、ご注文をよろしくお願いいたします。
納期が短いと、丸太椅子やベンチの形にはできても乾燥や仕上げを行う時間が取れないため、納品後の割れなどが大きくなる場合がございます。
丸太に関する事ならどのような内容でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
Q2:部屋の中で使いたいのですが、塗装は必要ですか?
丸太は通常家庭にある木材より水分を多く含んでいますので、丸太を置いた底にカビが発生する可能性があります。
特に飲食店や店舗など営業用での使用の場合は、営業時間外はエアコンを切っている場合が多いので、その時にカビが発生する事があります。
塗装は防水はもちろん防腐、防虫も兼ねておりますので、予算が許すのであればお薦めをしております。
Q3:丸太はどのくらいの期間で乾燥しますか?
ご使用状況にもよりますが、ご購入後6ヶ月から2年です。
乾燥された室内にあれば早いですし、日当りが悪かったり、湿度が高い場所になれば乾燥も遅くなります。
Q4:丸太の割れを防ぐ事は出来ますか?
残念ながら割れを少なくする事は出来ますが、完全に防ぐ事は出来ません。
割れを少なく押さえる方法としましては、丸太をゆっくりじっくり日陰で乾燥させたり、
丸太の中心に穴をあけるたりする方法がございますが、完全ではありません。
「丸太は割れる」物だと言う事をご理解の上でご注文頂ければ幸いです。
尚、弊社では割れた丸太椅子の修復も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q5:飲食店で使用したいのですが、杉と桧どちらが良いですか?また、大きさや高さもどれが良いでしょうか?
飲食店さんでのご使用はお店の雰囲気などにもよりますが、多くは杉で作られる方が多いです。
10脚、20脚、多い時には200脚と1度にご注文を頂きますので、
桧よりも安価な杉の方が人気があります。
大きさは直径30cm〜38cmが主流です。30cmはお客様の回転が早いお店、38cmは比較的ゆっくりされるお店に向いています。
中間の34cmが一番人気です。
高さはテーブルの高さによりますが、通常のテーブルで使用される場合は高さ40cm〜45cmが多いと思います。
カウンターの場合は50cm〜60cmで作られる場合が多いです。
また、くり抜き加工も人気です。くり抜く事で軽くなり持ち運びやすくなるからでしょう。くり抜く場合は直径が34cmを越える丸太でご検討頂ければと思います。
Q6:家庭で保育園の子供が座ります。どのサイズが良いでしょうか?
大人と同じテーブルで食事をする為でしたら、高さは50cm以上が良いでしょう。
その場合直径が小さいと不安定になりますので、丸太の直径は34cm以上をおすすめいたします。
腰掛けのような使い方であれば、直径は22cm〜26cm。高さは30cmが使いやすいと思います。
Q7:丸太に出たカビの対処法を教えて下さい。
木部に生えたカビの処理ですが、まず、エタノールで消毒です。(エタノールを木が濡れるまで十分に吹き付けます。このときにすぐに拭き取ったりしてはいけません。カビによっては色素が広がってしまいます。エタノールが蒸発して乾燥したらカビは死んでいます。乾いた布などでカビをふき取ってください。(濡れ雑巾はダメです。)
エタノールを吹き付ける前にカビを拭き取ることは胞子を拡散させるだけですので、しないで下さい。
エタノールで消毒してふき取っても取れない場合ですが、ハイターなどの家庭用の漂白剤で結構ですので、水で薄めて刷毛や布で斑点の部分やその周りにつけます。これはまず目立たないところで試してください。数分後に木の色が変わらずにカビの色が取れるようでしたら作業を続けてください。
注意しないといけないのは、色が落ちたらすぐに水で漂白剤を水で流して下さい。薬剤が残っていますと漂白が進み、気が付いたら珪藻土まで白くなってしまったり、時間の経過とともに黄色く色が変わったりします。
これで取れないときは湿布という方法で取ります。木部に液剤を塗布し、ティッシュや布をかぶせ、さらに液剤を塗布。その上にサランラップをかぶせ、周りを目張りします。時間は15分から30分くらいです。但し、木の色も白くなりますので、このあたりは覚悟のうえ作業してください。
これで取れなかった分がありましたら、番手の細かいサンドペーパーなどで擦って取ってください。作業後は十分な水で洗ってください。
また、保護塗料やオイルが塗ってある場合には、漂白剤が効かない場合が多いです。そうしますと削るしかありません。
カビ取り作業を行う際には、換気を十分に行い、手袋、マスク、メガネを着用することをお勧めいたします。
カビはカビを取った後のメンテナンスが大事です。清掃・カビ取りした時点で無菌に近い状態にはなりますが、その後の生活環境、習慣で再び生えてくることがあります。換気や清掃が大事になってきます。
Q8:ホームページに記載の無いサイズの椅子も作って頂けますか?
はい。直径、高さ、材質、色、形などお好みの丸太椅子をお作りいたします。お気軽にお問い合わせください。
Q9:焼き仕上げの丸太椅子は、持つと手が黒くなりますか?
当社では焼き仕上げの後磨いていますので、通常の使い方では黒くなることはほとんどありませんが、
濡れた洋服や手をこすりつけると若干黒くなる場合がございます。お気をつけ下さい。
Q10:いす以外の使用方法も可能ですか?
はい。椅子としての使用の他で多いのは「ディスプレイ台」です。特にファッション関係や雑貨屋さんなので使用する場合が多いですね。丸太がより製品をナチュラルに彩ってくれるのかもしれませんね。
ただし、特急仕上げでの納品となると、ディスプレイされた商品が湿ってしまう事もありますので、早めのご注文をお願いいたします。
その他では、テーブルの足として太い丸太のご要望や、作業台、ペットの遊び場、プランターとして加工する事もございます。
なんでも構いませんので「こんな事が出来ないかな?」というご相談をいただければと思います。
Q11:丸太いすの重さはどのくらいですか?
丸太は乾燥するまでに数年かかりますので、お届けの際にはかなり重たいと思ってください。
直径30cm、高さ40cmの杉でお届け時の重さは15キロ〜20キロです。桧になるともう少し重いです。
乾燥すると10キロを下回る重さになります。丸太の直径、高さが変われば重さも変わります。
直径38cm、高さ50cmで50キロ超えるものもあります。
乾燥期間は設置条件にもよりますが2〜3年です。
つねに空調の効いた室内起きですと乾燥は早いですが大きな割れが起こる可能性が高くなります。